最初に介護職に飛び込んだとき、
正直、「キツいけどまあ普通だな」と思っていた。
確かに体力的にはしんどかったが、
職場の雰囲気も、人間関係も、まだ耐えられる範囲だった。
だが、次に転職した施設で、
俺は初めて本気で「転職失敗した」と感じた。
■ 問題だったのは「人手不足」
- 職員がどんどん辞めていく
- 辞めても補充がまったく追いつかない
- 夜勤が大量に回ってくる
そんな現場だった。
■ 夜勤自体は苦じゃなかった
俺自身、夜型の人間だった。
夜勤手当もつくし、夜勤明けは「休み感覚」で過ごせる。
だから、夜勤が多いこと自体はそこまで苦にはならなかった。
問題だったのは──
現場の空気感だ。
■ 介護現場のレベルの低さ
介護業界は敷居が低い。
- 資格がなくても働ける
- 経験がなくても採用される
- 人手不足で、誰でもいいから雇われる
その結果、
レベルの低い職員がたくさんいた。
常識が通じない。
責任感がない。
利用者への対応も雑になる。
営業職時代は、
ある程度ふるいにかけられた人間だけが同僚だった。
介護現場は、
「人手が足りれば誰でもいい」
そんな空気だった。
そのギャップに、正直驚いた。
■ 辛かったエピソード
夜勤明け、クタクタで帰宅。
それでも、次の勤務表を見ると、すぐにまた夜勤が組まれている。
「またあの人と組むのか……」
そんな絶望感の方が強かった。
体力的な疲れより、
精神的なストレスの方がキツかった。
■ まとめ
転職で職場を間違えると、
ただ肉体的にキツいだけじゃない。
精神まで壊れる。
介護職は、
「どんな現場で、どんな人間と働くか」
これがすべてを左右する。
これから介護業界に飛び込もうとする人には、
絶対に、職場選びを甘く見ないでほしい。
次回は、
転職時の面接で何を見落としていたか、
そのリアルな反省を語っていく。
次の記事はこちら
→ 【リアル体験】面接ではわからなかった闇|介護施設転職で失敗した俺の話

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