【リアル体験】未経験から介護職へ転職|借金まみれだった俺でも働けた理由

介護業界の裏側とキャリア

営業職から介護職へ転職した。

当時の俺は、借金まみれだった。

年齢は30歳。

もう後がなかった。

「何でもいいから働かないと。」

それが、あの頃の正直な気持ちだった。

なぜ介護職を選んだのか。

福祉系の大学は出ていたが、現場経験はゼロ。

資格もなければ、介護業界にコネもない。

それでも、介護業界は「未経験歓迎」「学歴不問」の求人が多かった。

ハローワークや求人誌を眺めながら、

とにかく飛び込める場所を探した。

体力に自信はなかった。

でも、背に腹は変えられなかった。

実際に現場に入ってみて、すぐに現実を知った。

仕事は想像以上にキツかった。

体力も精神も、確実に削られていった。

だが、営業職時代と違って、

ノルマに追われるストレスはなかった。

目の前の利用者さんに向き合う仕事。

自分が動いた分だけ、誰かの「ありがとう」が返ってくる。

それが、どんなに小さな言葉でも、

心に染みた。

借金を抱えていても、

学歴がパッとしなくても、

経験がなくても──

働きながら、未来をつかめる業界だった。

もちろん、甘くはない。

介護現場の厳しさ、理不尽さ、

そんなものも嫌というほど見た。

それでも、

「人間として誰かの力になれる仕事」は、

俺にとって救いだった。

そして、

さらに数年後──

俺は、もう一度転職を考えた。

理由はいくつかある。

  • 給料面での不満
  • 職場環境のストレス
  • ステップアップへの意欲

このとき初めて、

「転職サイト」を本格的に使った。

当時は、今みたいに介護専門の転職サイトは少なかった。

情報も少ない中で、

必死に求人を探して、

エージェントに登録して、

面接を受けた。

結果として、

今の仕事(介護施設長)に繋がる道を見つけた。

あのとき、

転職サイトを使っていなかったら、

今の立場にはいなかったかもしれない。

最初に介護職へ飛び込んだ時は、

とにかく「生きるため」だった。

でも、

次の転職では、

「人生を変えるため」に動いた。

転職一つで、人生は大きく変わる。

これから介護業界で働こうと考えている人へ。

俺が伝えたいのは、

ただ一つ。

「自分に合った施設を選べ」

これを間違えると、

どんなに頑張っても、

苦しむだけになる。

逆に、

自分に合った場所に出会えれば、

介護の仕事は、

人生を変えるきっかけにもなり得る。

次回は、

実際に「失敗した職場選び」のリアルも語ろうと思う。

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