転職活動中、
俺は焦っていた。
借金もあった。
生活もギリギリだった。
「早く働かないと」
そればかり考えていた。
だから、
面接では「受かること」しか見ていなかった。
■ 面接時の印象
いくつか面接を受けた。
ある福祉施設では、
面接官(現場の責任者)がとても感じの良い人だった。
- 話を丁寧に聞いてくれる
- 質問にも真剣に答えてくれる
「ここなら大丈夫かもしれない」
そう思った。
■ 働き始めてから気づいたこと
実際に働き始めると、
その面接官とはどんどん仲良くなり、
酒を飲みに行くような関係にまでなった。
現場の上司としては本当にいい人だった。
だが──
その施設の理事長は、とんでもない人物だった。
- 高圧的な態度
- 利用者や職員への無理解
- 現場の声を完全に無視する運営方針
どれだけ現場の責任者がいい人でも、
トップが腐っていたら現場は疲弊する。
それを痛感した。
■ 圧迫面接の経験もあった
別の福祉法人では、
男の理事長が面接官だった。
最初から圧迫的だった。
- 「今の時代、40前後の男なんて人気ない」
- 「それでもやる気あるのか?」
そんなことを平気で言われた。
そこは、
「ぜひ来てほしい」と言われたが、
さすがに断った。
■ まとめ
面接では、
現場の雰囲気を感じ取ることはできるかもしれない。
でも、
本当に大事なのは「経営側の空気感」だ。
- 面接官が良い人でも、上(理事長)が最悪なら現場は地獄
- 面接時だけでは見えない部分もある
- だから、少しでも違和感を感じたら無理に進まない
焦りは判断を鈍らせる。
本当に働き続けられる場所なのか。
「働きながら生きていけるか」
それを冷静に見極めるべきだった。
次回は、
どうやってまともな施設にたどり着けたか、
リアルな体験を話していく。
次の記事はこちら
→ 【リアル体験】転職失敗を乗り越えて|まともな介護施設に出会えた話

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