債務整理をして、介護職に飛び込んだ俺。
期待なんてなかった。
あったのは、不安だけ。
それでも、生きるために働き始めた。
ここでは、介護現場で俺が感じたリアルな1年目を語りたい。
■ 介護職1年目、何もかもが初めてだった
介護の現場に立った日、
俺は本当に何も分からなかった。
- 利用者さんとの接し方も
- 体の動かし方も
- 周りとのコミュニケーションも
すべてが手探りだった。
体力的にも精神的にも、
想像以上にきつい日々だった。
けれど、
そんな中でふと、利用者さんから言われた。
「ありがとうね。」
たったそれだけの一言。
でも、それが心に響いた。
頑張ろうと思えた。
失敗も山ほどあった。
それでも、逃げなかった。
資格取得を目指した2年目の挑戦については、こちらの記事で詳しく語っています。
■ 男性だからこそ感じた壁
介護職の現場は、圧倒的に女性が多い。
男性が多い職場ばかりで働いてきた俺には、
まるで違う世界だった。
- 力仕事を頼まれる
- でも細やかなケアには向いていないと思われる
- 「気遣い」や「細やかさ」を求められる場面で空回りする
男性にはない、
女性ならではの気配りや優しさ。
それを間近で見て、
何度も自分の雑さに自己嫌悪した。
■ それでも続けられた理由
辞めたくなることは何度もあった。
けど、それでも続けられた理由があった。
- 毎月、ちゃんと給料が振り込まれるありがたさ
- 借金を返しながら、生活できる安心感
- 小さな「ありがとう」の積み重ね
- ここで必要とされている、と思えた瞬間
派手じゃない。
地味で、苦しくて、泥臭い仕事。
でも、
俺には確かに「居場所」ができた。
■ まとめ
最初からうまくできる人間なんていない。
- 不安でも
- 自信がなくても
- 雑魚だと自分を卑下しても
それでも、
一歩ずつ積み上げていけば、ちゃんと前に進める。
介護職は、
雑魚な俺でも「誰かの役に立てる場所」だった。
▶ 次に読む:【リアル体験談】介護職2年目|資格を取ろうと思ったきっかけと現場で学んだ現実
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