面接官をしてきた中で、
「この人は採用しよう」と即決した応募者たちがいる。
何が違ったのか。
現場目線でリアルに語っていく。
■ 採用された応募者に共通していたこと
採用を決めた人たちに共通していたのは、
派手な資格やスキルじゃない。
態度と空気感だった。
具体的には──
- 受け答えが素直でズレていない
- 質問に対してしっかり考えて答えられる
- 分からないことは「分かりません」と正直に言える
- 声がしっかり届く
- 最低限の礼儀(服装・言葉遣い)が整っている
これだけだった。
■ 特に印象に残った応募者
ある男性応募者。
- 介護経験は浅かった
- でも、質問にはすべて自分の言葉で答えた
- 「分からないことは現場で学ばせてもらえますか」と素直に聞いてきた
この「素直さ」と「前向きさ」で、
即決だった。
資格や経歴じゃない。
「この人なら現場で一緒にやっていける」
そう感じられるかどうかが、すべてだった。
■ 逆に、不採用になった応募者の特徴
一方で、
不採用になった人たちにも、
共通する特徴があった。
- 自己アピールばかりで質問に答えない
- 見栄を張ってできもしないことを「できます」と言う
- 過去の職場の悪口ばかり言う
- 面接中にスマホを机の上に出している
こういう応募者は、
どれだけ経験があっても、
一発で「ナシ」と判断した。
■ まとめ
面接は、
「自分をよく見せる場」じゃない。
- ありのままを出すこと
- 分からないことは素直に言うこと
- 相手の話をちゃんと聞いて応えること
これができれば、
たとえ経験が浅くても、
たとえ資格がなくても、
採用される可能性は十分にある。
次回は、
実際に現場に入った新人が、
どんな壁にぶつかるのかをリアルに語っていく。
次の記事はこちら
→ 【リアル体験】新人介護職が現場で最初にぶつかる壁とは?

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