介護の仕事って、体力的にきついのは覚悟してた。
夜勤もあるし、腰も痛める。汚物処理や緊急対応もある。
でも俺が一番しんどかったのは、**“仕事”じゃなくて“人間関係”**やった。
特に女性が多い職場では、正直に言って陰湿ないじめが多い。
もちろん、全員がそうじゃない。でも、何人かの存在が職場全体の空気を支配してることが多い。
今回は、自分の経験として“なぜ介護職を辞めたくなったか”を、正直に書く。
女性が8割の現場。男は空気を読んで黙ってろ
介護施設って、8割〜9割が女性職員。
特に日勤帯は女性比率がさらに高くて、**男は完全に“少数派”**になる。
もちろん、表向きは優しい空気や。
でも内側には、はっきりとしたグループ・派閥がある。
その場にいない人の悪口を言うのは当たり前。
「〇〇さんってほんとに気が利かないよね」とか、
「新人のくせに態度でかくない?」とか。
そういった会話が休憩室でも飛び交う。
男がそれに割って入ろうものなら、「空気読めへんやつ」扱い。
黙ってるのが正解。でも、それがしんどいんよな。
見て見ぬふり、でも心がざわつく
あるとき、明らかに一人の女性職員に対してターゲットが向けられてた。
- 挨拶しても無視
- 申し送りをわざと飛ばされる
- 記録の不備を全員の前で責め立てられる
- 昼休憩ではあからさまに輪に入れない雰囲気を作られる
見ていてしんどかった。
でも、味方すると今度は自分が標的になる。
そういう空気は、あっという間に察知できる。
それでも、何もしないわけにもいかんかった。
「うまく取り持てたら」と思って、両方に声かけて、間に入って…
でも結果的には、俺自身が微妙な立ち位置になって終わった。
どっちにも“信用されない中立”ってやつや。
管理者は見て見ぬふり。問題は体質
こういうとき、期待するのは管理職の介入やと思う。
でも実際には、見て見ぬふりされるか、むしろ加担してることもある。
- 「あの人は昔からそういうとこあるから…」
- 「新人が合わせていかないと続かないよ」
- 「人間関係も仕事のうち」
そんなセリフが、普通に飛び出してくる。
それ聞いて「無理やな」って思った。
働く以前に、**人間として尊重されてない環境で頑張る意味ってあるんか?**って。
仕事は好きやった。でも、心が壊れそうやった
介護の仕事そのものは嫌いじゃなかった。
利用者さんと接する時間にはやりがいもあったし、感謝されることも多かった。
でも、職場に行くのが怖くなる。
何気ない言葉ひとつが、「あいつ今の言い方キツくなかった?」と陰で言われる。
昼休みの空気が張り詰めてて、心休まる瞬間がない。
そんな日々が続いて、「このままやと自分のメンタルがやられる」と感じた。
それで、転職を考えるようになった。
「転職=逃げ」じゃない。“自分を守る”ってことや
退職する直前は、めちゃくちゃ悩んだ。
「今辞めたら逃げたことになるんちゃうか」とか、
「どこ行っても同じかもしれん」とか。
でも結局、自分の命より大事な仕事なんてない。
辞めてみたら、「なんでもっと早く抜けへんかったんやろ」と思ったぐらいや。
いま、別の環境で働いてるけど、人間関係が普通なだけで天国に思える。
「今すぐ転職」とまでは思わんでも、「他の職場もあるんやな」って知るだけで気が楽になるで。
もし今の職場がしんどいなら、非公開求人を持ってる介護専門のエージェントに一度話だけ聞いてみてもええと思う。
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まとめ:辞めた理由は“仕事”やなくて“人間関係”やった
介護職って、肉体的にしんどいとか、給料が低いとかいろいろ言われるけど、
本当に人を壊すのは“職場の空気”やと思う。
特に、女性が多い職場特有の陰湿さは、
ちゃんと向き合って制度として対策されるべき問題や。
でも現場では、そんなの期待できへん。
だからこそ、「自分で自分を守る選択」が必要なんやと思う。
もしこの記事を読んで、「今の職場がしんどい」と感じてる人がいたら、
無理して笑わんでもええ。
次の場所で、新しい空気を吸えばええだけや。
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人間関係で悩んでいるなら、「どんな職場に行くか」が一番重要です。
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