借りたら終わりじゃない。本当の戦いはそこから始まった
このシリーズでは、
俺が多重債務に陥り、闇金まがいの業者に手を出し、
それでもなんとか正規の金融機関へと戻ってこれた過程をリアルに綴ってきた。
でも──
本当の戦いは、そこからだった。
借りるだけなら、正直、誰でもできる。
問題は、**「返し続けること」**だ。
それも、心をすり減らしながら、生活を守りながら、だ。
借金返済の日々
プランネルから10万円。
PayPay銀行カードローンから14万円。
合わせて24万円の新たな借金。
これに、過去から抱えてきた複数の借入先への返済も重なる。
毎月の支払いは、決して楽ではなかった。
- 月初には家賃・光熱費・通信費
- そこに、各社の返済額
- さらに、プランネルの1万円、PayPay銀行カードローンの8,000円
給料日を迎えても、
数日でほとんどの金が消えていく。
それでも──
俺は絶対に、遅れなかった。
なぜなら、遅れたらまた「闇」に逆戻りするからだ。
あんな世界には、二度と戻りたくなかった。
毎月毎月、
ギリギリの計算をして、
無駄な出費を削り、
小銭単位で生活を切り詰めながら、
俺はなんとか生き延びてきた。
心の変化
正直、昔の俺は軽かった。
- 「借りられたらラッキー」
- 「返済はなんとかなるやろ」
- 「今月しのげればそれでいい」
そんな考えだった。
でも、闇金まがいの地獄を経験し、
正規の金融機関に救われ、
一歩ずつ返済していくうちに、
俺の中で何かが大きく変わった。
- 「お金は借りるものじゃない、管理するものだ」
- 「返済は自分の信用そのものだ」
- 「もう二度と、安易に借りない」
今は心からそう思っている。
人は、痛い目を見なければ本気で変わらない。
俺は、それを嫌というほど思い知らされた。
今の俺
正直に言う。
まだ、借金は残っている。
ゼロにはなっていない。
まだまだ返済の道半ばだ。
でも──
確実に、減っている。
- 闇金まがいの業者には、一切頼っていない
- 正規の金融機関への返済も、毎月遅れずに続けている
- そして、少しずつだけど、生活に余裕が生まれ始めている
今の俺には、あの頃のような絶望はない。
小さい希望でも、確かに手の中にある。
伝えたいこと
もし、これを読んでいる君が、
今、借金で苦しんでいるなら。
もし、闇金まがいの業者に手を出しかけているなら。
声を大にして言いたい。
絶対に、正規ルートを諦めるな。
闇金に頼れば、一時的に金は手に入るかもしれない。
でも、その代償は、想像を絶するほど重い。
体も、心も、生活も、壊される。
ブラックでも、正規の金融機関で通る道はある。
プランネルのような中小業者もある。
PayPay銀行カードローンのようなキャリア系ローンもある。
粘れ。
探せ。
諦めるな。
俺は、ギリギリのところで正規ルートに戻った。
だからこそ、今、こうしてまだ前を向いて生きている。
このブログが誰かの「生きる選択肢」になることを願って
俺の体験談は、
誰かにとっては「情けない話」に映るかもしれない。
でも、俺は恥じない。
生きるために、必死だっただけだ。
そして、今も必死に生き続けている。
このブログが、
どこかで、誰かの役に立つことを願っている。
もし、ほんの少しでも心に響いたなら。
それだけで、俺がここまで書いてきた意味があると思う。
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