リーダーになりたいと思っていたわけじゃない。
ただ、目の前の仕事を、必死に、ひたむきにやっていた。
でも──
気づけばリーダーを任されていた。
そこには、
**自然と積み重ねてきた「行動」**があった。
今回は、
俺がリーダーを任されるまでに大切にしてきたことをリアルに語っていく。
■ 必要だったこと①「周囲を見る力」
自分の仕事だけをこなすのではなく、
周りに目を向ける癖をつけた。
- 誰が困っているか
- どこが詰まりそうか
- チーム全体がどう回っているか
こういう部分を意識して見るようになった。
「自分だけよければいい」ではなく、
現場全体を見渡して動くこと。
これが、リーダーとして認められる第一歩だったと思う。
■ 必要だったこと②「先回りして動く段取り力」
指示を待つんじゃなく、
「次に必要になること」を先回りして動くことを心がけた。
- 物品の補充
- 利用者さんの体調変化への早めの対応
- チーム内のフォロー
何事も段取りは必要だ。
だから──
そういった準備には、しっかりと取り掛かった。
「これを今やっておけば、後がスムーズに回る」
「これを押さえておけば、誰かが困らない」
そういう意識で動き続けた。
この段取り力、先読み力が、
現場ではとても重宝された。
■ 必要だったこと③「人間関係を壊さない気遣い」
介護現場は、
仕事の技術以上に、人間関係がものを言う。
- 余計な一言を言わない
- 小さなことでも感謝を伝える
- 相手の立場を考えて発言する
こういう小さな気遣いを、
毎日積み重ねた。
目立つわけでもないし、
すぐに評価されるわけでもない。
でも、
「あいつと一緒に働くと気持ちがいい」
そう思ってもらえること。
これが、
自然とリーダーに選ばれる流れへと繋がっていった。
■ まとめ
リーダーを任されるために必要だったのは──
- 周囲を見る力
- 先回りして動く段取り力
- 人間関係を壊さない気遣い
どれも、
派手な成果ではない。
でも、
毎日の積み重ねだった。
この積み上げが、
自然と「現場を支えられる存在」として、周囲に認められるきっかけになった。
次回は、
実際にリーダーをやってみて感じた、
**「理想と現実のギャップ」**について語っていく。
次の記事はこちら
→ 【リアル体験】リーダーになって気づいた理想と現実のギャップ

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