リーダーになった時、
正直、少しだけワクワクしていた。
- 現場をまとめる立場
- チームを引っ張る役割
- みんなから頼りにされる存在
そんな風に思っていた。
でも──
現実は、
そんなに甘いものじゃなかった。
■ 現実①「全員から好かれることは無理だった」
最初は、
みんなと良好な関係を築こうと思っていた。
でも、
リーダーになった瞬間、
どうしても距離が生まれた。
- 反発してくる人
- 腹の中では文句を言う人
- 表面上は従っても、内心は納得してない人
全員から好かれるなんて、
幻想だった。
ある時、
社長からこんな言葉をもらった。
「職員全員に好かれようとしても絶対に無理。
キムタクだって、キャーキャー言われてるけど嫌いな人はたくさんいる。
同じSMAPファンの中でも、キムタク推しじゃない人もいっぱいいるんだから。」
この言葉を聞いた時、
そりゃそうだなって、心から納得できた。
そして、
みんなに好かれなくても大丈夫なんだって思えた瞬間、
心がふっと軽くなった。
■ 現実②「全ての責任を背負わなければならない」
何か問題が起きた時──
誰が悪いとか関係ない。
現場の責任は、リーダーが背負う。
- ミスがあったらリーダーの責任
- チームの雰囲気が悪くなったらリーダーの責任
- 上からも下からも板挟みになる
想像以上に、
孤独なポジションだった。
■ 現実③「正解がない中で決断しなければならない」
現場では、
いつも完璧な答えがあるわけじゃない。
- どっちを選んでも誰かが不満を持つ
- どちらにもリスクがある
そんな中でも、
誰かが決めなきゃいけない。
それがリーダーだった。
「正解がない中で、ベストを選び続ける」
そのプレッシャーは、想像以上に重かった。
■ それでも、リーダーであることに誇りを持っている
正直、
楽しいことばかりじゃない。
むしろ、
しんどいこと、孤独を感じることの方が多い。
でも──
- チームで何かを乗り越えた瞬間
- 仲間が「ありがとう」と言ってくれた瞬間
- 利用者や家族から感謝された瞬間
その一つ一つが、
リーダーであることに誇りを持たせてくれた。
だから、
俺は今日も現場に立ち続けている。
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