失業手当って、条件さえ満たせば誰でももらえる──
そんなふうに思ってたけど、実際に受け取るまでには意外とやることが多かった。
俺は失業中に引っ越しも経験して、ハローワークを2ヶ所利用した。
人が多めの街から、ちょっと田舎寄りの地域に移動してみてわかった、
雰囲気の違いや給付金を受け取るまでの流れをリアルにまとめてみる。
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■引っ越し前:まずは離職票を受け取る
最初に行ったのは、そこそこ人が多い街のハローワーク。
会社を辞めて送られてきた離職票を持参して手続きに行ったけど、最初の印象は──
**「人、多すぎやろ」**ってこと。
平日昼間でも待合室はぎっしり。
中には怒鳴ってる人までいた。
お金が絡む話やから、必死な人が多いのもわかる。
でも、正直ちょっと空気がピリピリしてて、気持ちも少ししんどくなった。
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■引っ越し後:ハローワークの雰囲気がガラッと変わった
その後、ちょい田舎寄りのエリアに引っ越して、ハローワークも変更。
ここでは雰囲気がガラッと違った。
人も少なめで、対応もかなり丁寧。
「失業手当をもらうには、まず“求職活動実績”が必要になるので、
最初に“就職支援セミナー”に出ておくとスムーズですよ」って教えてくれたのを覚えてる。
実際には、セミナー自体は絶対参加じゃないらしい。
でも、参加するだけで1回分の実績になるし、手続きの流れもよくわかった。
俺は迷わず出た。結果的に、その後の認定日までスムーズに進んだわ。
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■俺がやった失業手当の申請ステップ
実際にやったことはこれ:
• 離職票を提出
• ハローワークで求職申込
• 就職支援セミナーに参加(任意だけど実質マスト)
• ハローワークが指定する求人に申し込み
• 認定日に出席(2週間に1回)
とくに大事なのが、求職活動の実績を作ることや。
ハローワークの求人は正直、条件に合わないものも多かったけど、
「申し込んだ」って実績だけでOKやった。
俺は「とにかく手当をもらうため」に申し込んだ。それでも問題なかった。
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■どれくらいもらえた?リアルな給付額
前職は手取りで月28万円くらい、勤務年数は7年ほど。
自己都合退職やったから、給付制限がついて3ヶ月の待機期間が必要やった。
実際に手当が振り込まれたのは、ハローワークに通い始めて約4ヶ月後。
3ヶ月分まとめて支給されて、合計で50万円弱くらいやったと思う。
月12〜13万くらい。生活できるギリギリのラインではあったけど、
このお金があったからこそ、引っ越し後の生活もなんとかつなげられた。
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■ハローワークの限界と使い方
ハローワークは「失業手当をもらうための場所」としては超重要。
でも、「すぐ働きたい」「条件のいい職場に就きたい」って人には正直向いてへん。
紹介される求人の中には、正直ブラックっぽいものも混じってるし、
雰囲気も場所によっては重い。
だから俺は**“制度のためだけに通う場所”として割り切って使った。**
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■早く働きたいなら、エージェントを使うべき
ハローワークは制度を活用する場。
でも、「早く再就職したい」と思ってるなら、転職エージェントの併用は必須レベルや。
履歴書添削から面接日程の調整までやってくれて、
しかも登録も無料。
俺も実際に登録して比較したけど、条件のいい求人は圧倒的にエージェントの方が多かった。
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■介護・看護職ならおすすめはこれ:
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■まとめ:文句より申請、迷ったら相談
失業手当は、自分から動かんともらえへん制度。
「知らんかった」「めんどくさい」で損してる人はめちゃくちゃ多い。
俺みたいに、途中で引っ越してもちゃんと手続きすれば通るし、
ちゃんと動けば、制度は味方してくれる。
文句より申請。
これが、俺の失業手当体験で得た一番の教訓や。

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