福祉業界の面接って、他の業界とはちょっと違う。
俺自身、介護職として転職した経験があるし、今は採用する側にも立ってる立場。
だからこの記事では、**応募者として実際に聞かれたこと、受け答えのコツ、そして採用側になって感じた“本音”**まで全部話す。
これから面接に挑む人にとって、「受かるための空気の作り方」が見えるはずや。
■実際に聞かれた質問(応募者として)
介護職に応募したとき、実際に聞かれた質問はこんな感じ:
- 前の職場を辞めた理由(必ず聞かれる)
- 経験年数とどんな施設で働いていたか
- 夜勤は可能か/どのくらいの頻度までOKか
- 志望動機(形だけでも、真剣に見えるように)
- 利用者さんとの関わりで印象的だったこと
- 苦手な業務、得意な業務
中でも一番重要視されたのは、“辞めた理由”と“人柄”の伝え方やった。
ここがうまく答えられないと、あとの質問が全部薄くなる。
■印象が良かったと自分で感じた答え方
俺の場合、辞めた理由は正直に言えば「人間関係に疲れた」やった。
でも、そのまま伝えるとマイナス印象になるから、
「環境を変えることで、自分をもう一度前向きにしたかった」
って形に変えて伝えた。
志望動機も、「家から近かったから」では弱い。
→ 「自宅から通いやすい距離で、長く続けられる環境を探していました」とか、
→ 「その施設の運営方針に共感しました」と一言でも入れると印象はまったく違う。
この“言い換え力”が、福祉の面接では特に効くと思う。
■採用側になって見えた「落とす人・受かる人」
今は採用も担当してる立場やけど、面接してて正直こう思うこともある。
【落とすパターン】
- 面接の場でも目を見て話せない
- 笑顔が一切ない/リアクションが薄い
- 「うちじゃなくても良さそう」な志望動機
- 清潔感がなく、だらしない印象(特に服装)
【受かるパターン】
- 受け答えが素直、飾らない
- 「学びたい姿勢」がある(完璧じゃなくてもOK)
- 利用者との関わりを大切にしている発言がある
- 「長く働きたい」という意思をハッキリ伝える
ぶっちゃけ、スキルとか経験よりも**“一緒に働けるかどうか”の空気**が一番大事や。
■福祉の面接は“人柄+協調性”で決まる
看護も介護も、人と関わるのが仕事やから、
「この人とチーム組めるか?」って空気感を見られてる。
だから、面接でのポイントは:
- 清潔感(服装・髪型・におい)
- 明るさと素直さ(無理に明るくせんでもええけど、印象良く)
- 過去の経験より“これからどう働きたいか”を話す
完璧な回答なんて求められてへん。
“一緒に働きたい”って思わせる雰囲気作りが命や。
■サポートが欲しいなら転職エージェント使え
正直、面接が苦手な人や不安な人にはエージェントの利用を勧めたい。
ハローワークだと面接対策は基本的に自力やけど、
エージェントは「こう答えた方がいいですよ」って具体的にアドバイスくれる。
介護・看護系なら、下記のサービスはサポートも手厚い:
- レバウェル介護(介護職特化)
- かいご畑(未経験もOK)
- レバウェル看護(看護師向け)
登録も無料やし、迷ったらまず話を聞いてみるだけでも価値あるで。
■まとめ:面接は正解じゃなく“空気感”がすべて
福祉業界の面接は、テクニックよりも人柄と空気感で決まる。
- 一緒に働けそうか
- 信頼して任せられそうか
- 続けてくれそうか
その3つが伝われば、多少のブランクや経験不足も問題にならへん。
緊張してもええ。答えが詰まってもいい。
大事なのは、“一生懸命さ”と“この人なら任せても大丈夫かも”っていう安心感。
俺も最初はガチガチに緊張してたけど、
今は採用する立場として、そういう空気で選んでる。
これから面接に挑む人、応援してます。

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