【自社ローン編 第5話】担当者が教えてくれた「ブラックからホワイトに戻る方法」

車とお金の話

最後の望みをかけて、近畿圏の自社ローン販売店へ

自社ローンも、審査は全滅。

それでも諦めきれず、最後の望みをかけて、いろんな自社ローン会社を調べまくった。

そして見つけたのが、近畿圏にあるとある中古車販売店。

ネットに情報は少なかったが、「電話で詳しく案内します」との文言があった。

ここしかないと思い、連絡を取った。

電話越しに出た担当者は、まさかの“元・超ブラック”

電話で対応してくれたのは、すごく親切な担当の方だった。

丁寧な口調で、こちらの状況を聞いてくれて、リアルなアドバイスをくれた。

驚いたのは、会話の中でぽろっと出た一言だった。

「僕も、昔はあなたの倍以上の借金がありました」

今は完全にホワイトに戻っているそうだ。

その人が言うなら、リアルで説得力がある。

その人が教えてくれた「信用の積み方」

話をしていく中で、俺が「現金一括で30万くらいの車を買うしかないですかね」と聞いた。

返ってきた答えは、想定外だった。

「それ、もったいないですよ」

そう言って、こんな提案をくれた。

  • 現金一括30万円より、**頭金20万円+10万円ローン(12回払い)**の方がいい
  • なぜなら、そこに**“返済実績”が残るから**
  • それがいずれ「信用」として積み上がる

半年間、遅れずに返せば世界が変わる

さらに教えてくれたのは、

「半年間遅れずに返済すれば、次は高金利でも通るようになりますよ」

ということ。

つまり、今すぐ欲しい車に飛びつくより、

まずは信用を積むための“第一歩目の車”を選んだ方がいいという考え方だった。

この視点は完全に抜けていた。

借金を抱えていると、「今買えるかどうか」ばかりを気にしてしまう。

でも大事なのは、「次の可能性を開くかどうか」だったのかもしれない。

一筋の光が差した気がした

結果として、すぐに車を買うわけではない。

でも、その人とのやり取りを通して、ほんの少しだけ希望を感じた。

「自分もそうだった。でも今はホワイトです」

この一言は、心にずっしりと響いた。

まとめ

自社ローンにすら通らない。

そんな現実の中で、ただひとつだけ得られたのは――

“信用は積み上げるもの”という道筋だった。

焦らず、でも諦めず、やれることをひとつずつやっていこうと思う。

【自社ローン体験記まとめ】

コメント

タイトルとURLをコピーしました